HomeOracle 新機能4. フラッシュバック

4-1. いろいろなフラッシュバック
フラッシュバックは、「ごみ箱」とよく似ており、人間がうっかり消してしまったデータやオブジェクトを復元する機能です。特に、コミットしてしまった後の復元は通常できませんが、このフラッシュバックを利用することである程度の復元が実現します。 ただしUNDO情報が残っている必要があります。

@ フラッシュバッククエリー
フラッシュバッククエリーは、過去の時間に存在していたデータあるいは更新される前のデータに対しクエリーを実行するフラッシュバックです。 たとえば、30分前の状態のテーブルの値を表示したい場合などに利用します。 これによりフラッシュバックテーブル等を行う前に、どの時点に戻したらよいかを確認することができます。

A フラッシュバックテーブル
フラッシュバックテーブルは、テーブルのデータを過去の状態に復元するためのフラッシュバックです。 同じことはUNDOを行えば復元することができますが、フラッシュバックテーブルの方がより簡単に、かつフラッシュバッククエリーと併用することで、確実にテーブルを過去の状態に復元することができます。

B 行履歴フラッシュバック
行履歴フラッシュバックは、ある過去の時点から別の過去の時点の間に行われた更新や削除などの操作を行単位で表示することができます。いつどこでどういう変更が行われたかを一度に見ることができます。

C トランザクション履歴フラッシュバック
トランザクション履歴フラッシュバックは、データを復元する方法を参照します。 これはUNDOを行うためのSQLをDBA_TRANSACTION_QUERYというビューから取得します。この作業はDBA権限が必要です。

D フラッシュバックドロップ
フラッシュバックドロップは、一旦削除してしまった表を復元するフラッシュバックです。ごみ箱に入れたファイルを復元するのと似ています。

削除した表をゴミ箱から復元する
E フラッシュバックデータベース
フラッシュバックデータベースは、データベース全体を過去のある時間の状態に一度に復元する方法です。 過去の状態に戻すためには、通常バックアップから復元したり、変更されたオブジェクトやデータを一つ一つ復元したりする必要がありますが、このフラッシュバックを利用するとはるかに簡単にデータベースを復元することができます。
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