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今明かされるSolaris10とOracle Real Application Clusters 10g/Sun Cluster

さて、2005年5月10日、曇り空の中、第8回全国縦断!Oracle Technology Seminarを受講してきました。 私が参加したのは東京ですので、場所は赤坂プリンスの五色。ボールルームですからテーブル等の用意が少なく、受付が狭いという不満もありましたが、受講した内容に関しては無料の割にはそれなりに満足のいく内容だったように思います。
セミナーですので、セミナーの詳細を書いてしまうと開催側のビジネスに影響がでてしまうので、残念ながら詳細には書けませんが、私が受講した3つのセミナーに関して、概要だけをお知らせいたします。

タイトル的にはOracleのセミナーということでRACを絡ませいますが、内容はほぼSolaris10の新機能の話しに終始していたようです。
Solaris10はライセンスフリーになり、WindowsやLinux等からのOSの乗り換えが容易になったよいですが、今回のセミナーを聞いていると、乗り換える動機づけには十分すぎるほどの新機能が搭載されています。

約600といわれる追加新機能なのですが、そのひとつがSolarisコンテナです。
Solarisコンテナはいわゆる複数のバーチャルOSをひとつのハードウェア上で実現するという非常にアグレッシブな機能です。
従来は1アプリケーションにつき1サーバという構成でシステムを構築していましたが、実はそれぞれのサーバの負荷のピークというのはバラバラであり、24時間常時CPUを使い切るということはまずありません。逆に言うなら、24時間のうちほとんどの時間がCPUやメモリは低稼働の状態が多いのが実情でしょう。

そこでSolarisコンテナは仮想OSを複数もたせることで、社内に存在するサーバを1台に統合してしまおうという機能なわけです。サーバのそれぞれのピーク時がずれていれば、CPUやメモリを共有していても、ほとんどパフォーマンス低下を感じることはありません。

SolarisコンテナではバーチャルOSをゾーンと読んでおり、それぞれに独立した名前空間を持っているため、プロセスだけでなく、ユーザや、root権限まですべて独立させることができます。また障害が発生しても、該当するゾーンだけをリブートすることで、他のゾーンには影響を与えないという非常に可用性も高い機能になっています。

これにより従来10台(20CPU) のサーバで運用していたサービスを、ひとつのサーバで運用可能になりますから、CPUライセンスのミドルウェアのコスト(ライセンス形態に関しては該当するベンダーにお尋ねください)を抑えられるだけでなく、ハードウェアの費用、メンテナンス費用、光熱費や空調等の設備費を抑えられることになります。

正直、弊社のサーバもこのSolarisコンテナを利用して統合しようかなと、本気で取締役会で議論になっています。

そのほか、Sun Clusterのデモ等も行っていました。 Sun Clusterでの2重化は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、ディスクインタフェース、においてすべて二重化できるため、パブリックネットワークの障害やプライベートネットワークの障害、ディスクインタフェースの障害などどれに障害がおきてもサービスは変わりなく続くという優れたClusterです。
デモ中も、実際にネットワークを抜いたり、ディスクを抜いたりしていましたが、全くとまる気配もなく稼動していました。あたりまえですが・・・・ 実際にこれをOracleRACと組み合わせれば、最強のシステムなのかもしれませんが、あとはコストパフォーマンスの問題だけでしょうか。

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